H29構造23(二級建築士学科試験問題)
2017年09月24日 H29構造23(二級建築士学科試験問題)
建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鋼材は、炭素含有量が多くなると、硬質になり、引張強さが大きくなる。
鋼材の降伏点は、温度が300〜400℃程度で最大となり、それ以上の温度になると急激に低下する。
建築構造用耐火鋼(FR鋼)は、一般の鋼材よりも高温時の強度を向上させ、600℃における降伏点が常温規格値の 以上あることを保証した鋼材である。
鋼材は、通常、伸びと絞りを伴って破断(延性破壊)するが、低温状態や鋼材に切欠きがある場合に衝撃力がかかると脆性破壊しやすくなる。
鋼を熱間圧延して製造するときに生じる黒い錆(黒皮)は、鋼の表面に被膜を形成するので防食効果がある。
正解(2)
鋼材の引張強度は、温度が200〜300℃程度で最大となる。
鋼材の引張強度は、温度が200〜300℃程度で最大となる。
n-35596291 at 9:0 | この記事のURL | |