建築設計科(建築 専門学校)

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H29構造23(二級建築士学科試験問題)

2017年09月24日 H29構造23(二級建築士学科試験問題)

建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 鋼材は、炭素含有量が多くなると、硬質になり、引張強さが大きくなる。

  2. 鋼材の降伏点は、温度が300400℃程度で最大となり、それ以上の温度になると急激に低下する。

  3. 建築構造用耐火鋼(FR)は、一般の鋼材よりも高温時の強度を向上させ、600℃における降伏点が常温規格値の  以上あることを保証した鋼材である。

  4. 鋼材は、通常、伸びと絞りを伴って破断(延性破壊)するが、低温状態や鋼材に切欠きがある場合に衝撃力がかかると(ぜい)性破壊しやすくなる。

  5. 鋼を熱間圧延して製造するときに生じる黒い(さび)(黒皮)は、鋼の表面に被膜を形成するので防食効果がある。




















正解(2)
鋼材の引張強度は、温度が200300℃程度で最大となる。

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