H26法規17(2級建築士学科試験問題)
2017年07月14日 H26法規17(2級建築士学科試験問題)
図のような敷地において、建築物を新築する場合、建築基準法上、A点における地盤面からの建築物の高さの最高限度は、次のうちどれか。ただし、敷地は平坦で、敷地、隣地及び道路の相互間の高低差並びに門及び塀はなく、また、図に記載されているものを除き、地域、地区等及び特定行政庁の指定等はないものとし、日影規制(日影による中高層の建築物の高さの制限)及び天空率は考慮しないものとする。なお、建築物は、全ての部分において、高さの最高限度まで建築されるものとする。
1.7.5m
2.10.0m
3.12.5m
4.15.0m
5.18.0m
正解(4)
高さ制限についての問題。敷地に2以上の全面道路がある場合、法第56条第6項、令第132条より、一定の区域の道路高さ制限は、すべての道路が最大の幅員を有する道路と同じ幅員とみなす。また令134条2項より、その反対側に同様の公園、広場、水面その他、これらに類するものがあるものとみなす。よってA点における道路高さについては、1.25×(2+6+2+2)となり15.0mとなる。よって答えは4。
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