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H28計画20(二級建築士学科試験問題)

2016年09月28日 H28計画20(二級建築士学科試験問題)

変風量単一ダクト方式の空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.一般に、定風量単一ダクト方式に比べて、室内の気流分布、空気清浄度を一様に

  維持することが難しい。

2.一般に、室内にユニットを分散設置する空気熱源マルチパッケージ型空調方式に 

  比べて、空気搬送エネルギーは小さくなる。

3.負荷の減少に比例して送風量を絞ると、必要外気量の確保ができない場合があ

  るため、最小風量の設定などの対応が必要となる。

4.熱負荷のピークの同時発生がない場合、定風量単一ダクト方式に比べて、空調機

  やダクトサイズを小さくすることができる。

5.定風量単一ダクト方式に比べて、送風機のエネルギー消費量を節減することが

  できる。





















解答(2)
空気搬送エネルギーとは、ある場所からある場所へと温度変化させた空気を運ぶのに要するエネルギーの事である。マルチパッケージ型空調は室内機と室外機が比較的近接しているため搬送エネルギーが少なくて済む。このため、選択肢2が間違いである。

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