H28計画21(二級建築士学科試験問題)
2016年09月27日 H28計画21(二級建築士学科試験問題)
空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.空気熱源ヒートポンプ方式のエアコンの暖房能力と成績係数は、一般に、外気の
温度が低くなるほど低下する。
2.冷媒のノンフロン化に伴い、自然冷媒であるアンモニアが空気調和設備の冷凍機
の冷媒として用いられることがある。
3.最下層に蓄熱槽を設けた開放回路配管方式は、密閉回路配管方式に比べて、一般に、
ポンプの動力が大きくなる。
4.開放式冷却塔の冷却効果は、主として、「冷却水に接触する空気の温度」と「冷却水の温度」との差によって得られる。
5.ガスエンジンヒートポンプは、一般に、契約電力を低減させたい場合や、暖房負荷の大きい寒冷地で使用する場合に適している。
解答(4)
冷却塔の冷却効果は、主として、冷却水と空気との接触による水の蒸発潜熱により得られる。温度差による冷却効果ではない。このため、選択肢4が間違いである。
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