H27計画25(木造建築士学科試験問題)
2016年02月28日 H27計画25(木造建築士学科試験問題)
建築設備の省エネルギー・省資源に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. 全熱交換型換気扇は、一般の換気扇に比べて、換気による熱負荷が大きい。
2. CASBEE(建築環境総合性能評価システム)により算出されるBEE(建築物の環境効率)の数値が高いほど、建築物の環境性能が高まる。
3. 外壁、屋根、床、窓等の開口部を断熱性の高いものにすることは、熱損失の防止に有効である。
4. 冷媒として二酸化炭素を用いた住宅用空気熱源ヒートポンプ給湯機は、一般に、夜間電力を有効利用している。
5. 家庭用燃料電池は、発電に伴う排熱を給湯などの熱源として有効利用するものである。
正解(1)
全熱交換型換気扇は、室内からの排気と取入れる外気との間で、顕熱及び空気中の水分を含んだ潜熱を同時に交換することが可能で、外気を室内空気に近い気温、湿度の新鮮空気として導入する事が出来るので、熱負荷は一般の換気扇に比べて小さい。
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