H27計画20(2級建築士学科試験問題)
2015年11月21日 H27計画20(2級建築士学科試験問題)
空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. インバータ搭載型の高効率ターボ冷凍機は、一般に、定格運転時の効率は高いが、部分負荷運転時には効率が低下する。
2. 空気熱源ヒートポンプユニットを複数台連結するモジュール型は、部分負荷に対応して運転台数が変わるので、効率的な運転が可能である。
3. 冬期において、冷凍機の圧縮機を運転しないで冷却塔の冷却水を使用するフリークーリングシステムは、電算室などの年間冷房負荷がある施設の空調に採用されている。
4. 真空式温水機は、内部の蒸気圧が大気圧以下で運転されるので、安全性が高く、ボイラーの取扱資格者が不要となる。
5. 暖房時において、ガスエンジンヒートポンプは、ヒートポンプ運転により得られる加熱量とエンジンの排熱量とを合わせて利用できる。
答 1
インバーター方式では、負荷に応じた細かい調整が可能となるため、定格運転時に比べて、部分負荷運転時の効率が高く、省エネルギー効果を期待できる。
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