建築設計科(建築 専門学校)

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H20計画02(2級建築士学科試験問題)

2015年08月27日 H20計画02(2級建築士学科試験問題)

建築環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.熱容量は、物質の比熱に質量を乗じた値であり、その値が大きいほど、温めるのに多くの熱量を必要とする材料であることを表す。

2.PMV(予測平均温冷感申告)は、温度、湿度、気流、放射の四つの温熱要素に加え、着衣量と作業量を考慮した温熱指標のことである。

3.残響時間は、室内において音源から発生した音が停止してから、音圧レベルが60dB低下するまでの時間である。

4.昼光率は、室内におけるある点の昼光による照度と、全天空照度との比率である。

5.熱伝導率は、材料内部の熱の伝わりやすさを示す材料固有の値であり、その値が大きいほど、断熱性が高い材料であることを表す。






















(正解)5
熱伝導率は物質の熱の伝わりやすさを示す指標で高いほど熱が伝わりやすい。よって5が誤り。熱伝導率、熱伝導抵抗と逆の意味を示す単位がよく出題されるのでチェックしておきたい項目である。

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