H20計画06(2級建築士学科試験問題)
2015年08月23日 H20計画06(2級建築士学科試験問題)
木造住宅の断熱性・気密性に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.冬期において、繊維系の断熱材を用いた外壁の断熱層内に通気が生じると、外壁の断熱性が低下するおそれがある。
2.二重窓の内側サッシの気密性を高めることは、外側窓における室内側の表面の結露を防止するのに効果がある。
3.計画換気を行うためには、住宅の気密性を高めることが必要である。
4.外壁内の断熱材を厚くすることによって、外壁の内部結露を防止することができる。
5.一般に、外壁の断熱性を高めると、暖房負荷・冷房負荷ともに減少する。(正解)4
内部結露は室内の高温で湿度の高い空気が壁体内に流れ込み起こるものあるので壁体内の断熱材を厚くしても効果はない。防止するためには室内側に防湿層を設けて湿気の流入を防ぐことが効果的である。よって、4が正解。
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