H13法規22(2級建築士学科試験問題)
2014年05月22日 H13法規22(2級建築士学科試験問題)
建築基準法の適用除外等に関するの記述のうち、正しいものはどれか。ただし、建築基準法令上の規定とは、建築基準法並びにこれに基づく命令及び条例の規定をいう。
1.文化財保護法の規定による伝統的建造物群保存地区内においては、都道府県は、国土交通大臣の承認を得て、建築基準法令の規定の一部を適用せず、又はこれらの制限を緩和することができる。
2.文化財保護法の規定により国宝又は重要文化財に仮指定された建築物には、建築基準法令の規定は適用されない。
3.文化財保護法の規定により国宝として指定された建築物であったものの原型を再現する建築物については、文化庁長官の許可を受けた場合に限り、建築基準法令の規定は適用されない。
4.建築基準法令の規定の施行又は適用の際現に存する建築物がこれらの規定に一部適合しない部分を有する場合においては、当該建築物のすべての部分に対して、当該規定は適用されない。
5.非常災害が発生した区域内において、災害が発生した日から3月以内に工事に着手する応急仮設建築物については、建築基準法令の規定は適用されない。
(正解)2
法規の適用除外に関する問題です。文化財などの建築物等は保存の観点から建築基準法令が適用されない。よって2が正しい選択肢である。(法第3条1項一号より)
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