H24構造17(木造建築士学科試験問題)
2012年11月26日 H24構造17(木造建築士学科試験問題)
木造軸組工法による2階建の建築物の構造計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.構造計算によって構造耐力上安全であることを確かめたので、床組及び小屋組には火打ち材を設けなかった。
2.片面に同じボードを2枚重ねて釘打ちした耐力壁の倍率を、そのボードを1枚で用いたときの耐力壁の倍率の2倍とした。
3.地震時における建築物の平面的ねじれを防止するために、耐力壁を釣り合いよく配置するとともに、床組の面内剛性を大きくした。
4.下屋部分に耐力壁を設けたので、下屋の屋根下地材に構造用合板を用い、下屋の小屋組を補強した。
5.耐力壁相互の距離が8m以下となるように、平面を計画した。
正解(2)
片面に同じボードを2枚重ねて釘打ちした耐力壁の倍率を、そのボードを1枚で用いたときの耐力壁の倍率の2倍とすることはできない。
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