H24構造18(木造建築士学科試験問題)
2012年11月25日 H24構造18(木造建築士学科試験問題)
木造軸組工法による2階建の既存建築物の耐震性を向上させる方法として、一般に、最も効果の低いものは、次のうちどれか。
1.既存の無筋コンクリート造の布基礎に接着系アンカーによる差し筋を行い、新たに鉄筋コンクリート造の布基礎を抱き合わせた。
2.屋根葺き材を、日本瓦から住宅屋根用化粧スレートに変更した。
3.耐力壁を構成する柱の頭部及び脚部に、所定の方法によって、接合金物を取り付けた。
4.1階の床下地材を、挽板から構造用合板に変更した。
5.土塗り壁の外壁を、構造用合板による大壁に変更した。
正解(4)
1階の床下地材を挽板から構造用合板に変更しても、耐震性を向上させる方法として効果は低い。
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