H24構造08(2級建築士学科試験問題)
2012年08月23日 H24構造08(2級建築士学科試験問題)
構造計算における設計用地震力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.地盤が著しく軟弱な区域として指定された区域内における木造の建築物のせん断力係数は、原則として、0.2以上とする。
2.建築物の地上部分の地震力は、多雪区域に指定された区域外においては、建築物の各部分の高さに応じて、当該高さの部分が支える固定荷重と積載荷重との和に、当該高さにおける地震層せん断係数Ciを乗じて計算する。
3.振動特性係数Rtは、建築物の設計用一次固有周期及び地盤の種別に応じて算出し、一般に、固有周期が長くなるほど小さくなる。
4.地震地域係数Zは、過去の震害の程度及び地震活動の状況などに応じて、各地域ごとに1.0から0.7までの範囲内において定められている。
5.建築物の地上部分の各階における地震層せん断力係数Ciは、一般に、上階になるほど大きくなる。
正解(1)
地盤が著しく軟弱な区域として指定された区域内における木造の建築物のせん断力係数は、原則として、0.3以上とする。
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