H24構造14(2級建築士学科試験問題)
2012年08月17日 H24構造14(2級建築士学科試験問題)
鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.許容応力度設計において、圧縮力の働く部分では、鉄筋に対するコンクリートのかぶり部分も圧縮力を負担するものとして設計する。
2.四周を梁で支持されている床スラブの厚さが、短辺方向における有効張り間長さの1/30以下の場合、建築物の使用上の支障が起らないことについて確かめる必要がある。
3.帯筋・あばら筋は、一般に、せん断ひび割れの発生を抑制するものではないが、ひび割れの伸展を防止し、部材のせん断終局強度を増大させる効果がある。
4.梁の引張鉄筋比が、釣り合い鉄筋比以下の場合、梁の許容曲げモーメントは、引張鉄筋の断面積にほぼ比例する。
5.梁においては、クリープによって、コンクリートの圧縮縁応力は増加し、圧縮鉄筋の応力は減少する。
正解(5)
梁においては、クリープによって、コンクリートの圧縮縁応力は減少し、圧縮鉄筋の応力は増加する。
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