H23計画04(木造建築士学科試験問題)
2012年02月27日 H23計画04(木造建築士学科試験問題)
伝熱・結露に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.内断熱の外壁においては、内部結露防止のため、断熱層の室内側に防湿層を設ける。
2.真空中においても、熱放射より熱は移動する。
3.外壁内の空気層には、熱抵抗はない。
4.コンクリート(厚さ150mm)と断熱材(厚さ30mm)で構成される外壁内部の温度分布において、屋外と室内の温度差がある場合、断熱材両面の温度差は、コンクリート両面の温度差に比べて大きい。
5.断熱材の熱伝導比抵抗は、一般に、水分を含むと小さくなる。
正解(3)
外壁内の空気層はその気密性に左右されるが一般に気密性がある程度高い場合、熱抵抗が大きい。したがって壁体の断熱効果を増大させる手法の一つとして中空層を設けることが上げられる。よって解答は3
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