H21計画13(2級建築士学科試験問題)
2009年11月08日 H21計画13(2級建築士学科試験問題)
事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.エレベーターの設置台数の算定に用いる「ビルの在籍者数に対する最も利用者が多い時間帯の5分間に利用する人数の割合」は、一般に、複数のテナントが入る貸事務所ビルより自社専用の事務所ビルのほうが大きい。
2.レンタブル比は、貸事務所ビルの収益性に関する指標の一つであり、延べ面積に対する収益部分の床面積の合計の割合である。
3.事務室の机の配置形式においては、個人の明確なワークスペースが必要な場合、並行式より対向式のほうが適している。
4.フリーアドレス方式は、事務室に固定した個人専用の座席を設けず、在籍者が座席を共用し、効率的に利用する方式である。
5.コアプランにおける分離コア型は、耐震構造上、設備計画上の対応が必要であるが、自由な執務空間を確保しやすい。
(正解)3
オフィスビルに関する設問。机のレイアウトに関して、平行式に比べて対向式では後ろ側の通路スペースに人が多く通るため個人の明確なワークスペースが確保しづらい。よって3が解答。
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