H13計画11(2級建築士学科試験問題)
2008年08月15日 H13計画11(2級建築士学科試験問題)
集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.景観に変化をもたらすためには、低層住宅、中層住宅及び高層住宅を混用するのも一つの手法である。
2.住戸の形式や規模を決めるうえで、居住者のライフサイクルや個性化への対応も大切な要素である。
3.高層集合住宅では、2方向の避難経路を確保する点からも、バルコニーを計画することが重要である。
4.自ら居住するための住宅を建設しようとする者が集まり、協力して企画・設計から入居・管理までを運営していく方式の集合住宅を、コーポラティブハウスという。
5.共用の中庭を中心にそれを囲んで配置される形式の集合住宅を、テラスハウスという。
(正解)5
集合住宅に関する記述である。テラスハウスは専用庭を持つ低層連続住宅のことであり、5番にある共用中庭を持つ集合住宅はコートハウスの記述である。よって5が不適当である。低層集合住宅ではこのテラスハウスとコートハウスの用語説明の問題がよく出題される。混同しやすい問題なのでコートは中庭、テラスは専用庭と覚えておこう!
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