H19構造10(2級建築士学科試験問題)
2007年10月30日 H19構造10(2級建築士学科試験問題)
地盤及び基礎構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.杭基礎は、一般に、地震時においても上部構造を安全に支持するために、上部構造と同等又はそれ以上の耐震性能を確保するべきである。
2.土の単位体積重量が小さければ、一般に、地下外壁に作用する土圧も小さくなる。
3.載荷とほぼ同時に短時間に生じる基礎の沈下を、「圧密沈下」という。
4.軟弱地盤等において、周囲の地盤が沈下することにより、杭の周面に下向きに作用する摩擦力を「負の摩擦力」という。
5.土の粒径の大小関係は、砂>シルト>粘土である。(正解)3
「圧密沈下」とは、粘土質地盤において、長時間かけて、体積が減少する現象をいう。
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