H15構造07(2級建築士学科試験問題)
2007年07月12日 H15構造07(2級建築士学科試験問題)
耐震性の検討に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.建築物の地下部分の各部分に作用する地震力は、一般に、当該部分の固定荷重と積載荷重との和に、水平震度kを乗じて計算する。
2.地震力の算定に当たっては、地盤の種類、その地方の地震活動の状況、建築物の構造種別及び高さ等を考慮する。
3.建築物の各階に作用する地震層せん断力係数Ciは、一般に、上階になるほど大きくなる。
4.屋根葺材を軽量化することは、耐震上有効である。
5.鉄筋コンクリートラーメン構造の耐震性の検討において、そで壁、腰壁の影響は無視する。
(正解)5
そで壁、腰壁の影響を考慮する。そで壁、腰壁で変形を拘束されている柱を短柱という。短柱は、せん断破壊の危険があるのでスリットなどを設けて変形能力を大きくする等の対策が必要となる。
そで壁、腰壁の影響を考慮する。そで壁、腰壁で変形を拘束されている柱を短柱という。短柱は、せん断破壊の危険があるのでスリットなどを設けて変形能力を大きくする等の対策が必要となる。
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