H16構造07(2級建築士学科試験問題)
2007年03月26日 H16構造07(2級建築士学科試験問題)
長柱の弾性座屈荷重に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.弾性座屈荷重は、柱の両端の支持条件がピンの場合より固定の場合のほうが大きい。
2.弾性座屈荷重は、材料のヤング係数に比例する。
3.弾性座屈荷重は、材料の曲げ剛性に比例する。
4.弾性座屈荷重は、柱の断面二次モーメントに反比例する。
5.弾性座屈荷重は、柱の座屈長さの2乗に反比例する。
(正解)4
弾性座屈荷重の式は、Pk=π2EI/ℓk2
(E:ヤング係数、ℓk2:座屈長さ)
よって、柱の断面二次モーメントIに比例する。
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