H16構造22(2級建築士学科試験問題)
2007年03月11日 H16構造22(2級建築士学科試験問題)
鉄筋コンクリート造の建築物に発生したコンクリートの「ひび割れの事例」と「主な原因」との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
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ひび割れの事例 |
主な要因 |
1. |
コンクリートを打設した数時間後、はりやスラブの上面面各所に、鉄筋に沿って直線状に発生 |
ブリーディング |
2. |
コンクリートを打設した1週間後、大断面の地中ばり側面に数メートル間隔で鉛直に発生 |
セメントの水和熱 |
3. |
竣工後2年を経過した建築物の室内の耐震壁に、斜め45度方向に著しく発生し、徐々に進行 |
基礎の不同沈下 |
4. |
海岸近くの展望台の床スラブの下面に、唆工後5年を経過したころから、下端鉄筋に沿って発生 |
乾燥収縮 |
5. |
竣工後3年を経過した建築物において、屋外の耐震壁に亀甲状に発生し、周囲の柱・はりに材軸方向に発生 |
アルカリ骨材反応 |
(正解)4
海岸近くということから、塩分を含んだ海からの風が鉄筋を腐食させたことが原因と考えられる。
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