建築士 資格blog
2008年07月23日 H13法規05（２級建築士学科試験問題）
イ〜ホの壁について、建築基準法第2章の規定に基づき、所定の遮音性能を有する構造としなければならないもののみの組合せは、次のうちどれか。
イ．ホテルの客室の界壁
ロ．病院の病室の界壁
ハ．長屋の各戸の界壁
ニ．一戸建住宅の外壁
ホ．共同住宅の各戸の界壁
1．イとロ
2．イとホ
3．ロとホ
4．ハとニ
5．ハとホ
（正解）５
界壁の遮音に関する問題。法第３０条より界壁の遮音に関する規定は長屋又は共同住宅の各戸の界壁のみである。よって５が回答。
n-35596291 at 9:0 | この記事のURL | |
2008年07月22日 H13法規06（２級建築士学科試験問題）
次の階段のけあげの寸法のうち、建築基準法に適合しないものはどれか。
1．映画館における客用の階段 − 17��
2．集会場における客用の階段 − 18��
3．高等学校における生徒用の階段 − 19��
4．病院における患者用の階段 − 20��
5．一戸建専用住宅の階段 − 23��
建築の一般構造に関する問題。令第２３条第１項の表より、高等学校の生徒用の階段の蹴上は、１８ｃｍ以下としなければならない。よって３が不適当である。
n-35596291 at 9:0 | この記事のURL | |
2008年07月21日 H13法規07（２級建築士学科試験問題）
第一種住居地域内において、図のような断面をもつ居室の開口部(幅4m、面積8��)の｢採光に有効な部分の面積｣として、建築基準法上、正しいものは、次のうちどれか。ただし、建築基準法第86条第8項に規定する公告対象区域内ではないものとする。
1． 8.0 ��
2．12.8 ��
3．17.6 ��
4．24.0 ��
5．24.8 ��
（正解）３
開口部の採光に有効な部分の計算問題です。
採光関係比率＝３÷５＝０．６
採光補正係数＝６×０．６−１．４＝２．２
採光に有効な部分の面積＝８×２．２＝１７．６（ｍ２）
よって３が正解
n-35596291 at 9:0 | この記事のURL | |
2008年07月20日 H13法規08（２級建築士学科試験問題）
限界耐力計算によって安全性が確かめられた鉄骨造又は鉄筋コンクリート造の建築物に関する次の記述のうち、建築基準法に適合しないものはどれか。ただし、建築物は3階建、高さ13mとする。
1．鉄骨造の構造耐力上主要な部分にステンレス鋼を用いた。
2．鉄骨造の構造耐力上主要な部分である圧縮力を負担する柱の有効細長比を、200とした。
3．鉄筋コンクリート造に使用するコンクリートの四週圧縮強度を、1m�屬砲弔�8Nとした。
4．鉄筋コンクリート造の構造耐力上主要な部分である柱の帯筋の径を9mmとし、その間隔を18�僂箸靴拭�
5．鉄筋コンクリート造の耐力壁の厚さを、10�僂箸靴拭�
（正解）３
構造強度に関する問題です。このタイプの問題は広範囲な部分を見る必要があるものの、一つ一つ検証していけばよいので落ち着いて解いていけば比較的解きやすい問題です。令第７４条１項一号により、鉄筋コンクリート造に使用するコンクリートの四週強度は１ｍｍ２につき１２Ｎ以上必要であるので３が不適当である。特にこの「四週強度、１２Ｎ」はよく出るのでチェックしておこう。
n-35596291 at 9:0 | この記事のURL | |
2008年07月19日 H13法規09（２級建築士学科試験問題）
木造2階建、延べ面積150�屐�高さ7mの住宅の構造耐力上主要な部分に関する次の記述のうち、建築基準法に適合しないものはどれか。ただし、限界耐力計算等による安全性の確認は行わないものとする。
1．柱の下部に土台を設けず、直接当該柱を鉄筋コンクリート造の布基礎に緊結した。
2．はりの中央部附近の下側に耐力上支障のある欠込みをしたので、その部分を補強した。
3．引張り力を負担する筋かいは、厚さ1.5�僂派�9�僂量攤爐鮖藩僂靴拭�
4．柱の有効細長比を、135とした。
5．柱の所要断面積の1/3を欠き取ったので、その部分を補強した。
令４４条より、梁などの横架材には中央部附近の下側に耐力上支障のある欠込みをしてならないとある。また但し書きなどの特例もないので２が不適当である。
n-35596291 at 9:0 | この記事のURL | |
